ポーランド製電気自動車、22年末/23年初めにも量産開始

ポーランドの電力大手4社が設立した合弁会社エレクトロモビリティ・ポーランドは、2022年末または2023年初めにも電気自動車の量産を開始する計画だ。エレクトロモビリティ・ポーランドのピョートル・ザレンバ社長が現地のPAP通信に明らかにした。電気自動車の生産に向け20億ズロチ(4億6,600万ユーロ)を投資する計画。現在、17カ所が拠点の候補に挙がっているという。

ザレンバ社長によると、工場の建設に約3年を要するため、量産開始は2022年末または2023年初めとなる見通し。当初は年約10万台を生産し、その後年20万台に引き上げる予定。約3,000人の雇用を見込んでいる。部材の大部分は国内で調達する方針という。

同社は、ポーランドの政府系エネルギー大手4社(エネア、エネルガ、ポルスカ・グルパ・エネルゲティチュナ(PGE)、タウロン・ポルスカ・エネルギア)が2016年10月に共同で設立した。合弁会社には各社が25%を出資している。

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