日本ガイシのポーランド子会社NGKセラミックス・ポーランドはこのほど、同国南部カトヴィツェ近郊のグリヴィツェにある拠点で新工場を開所した。排ガスに含まれる窒素酸化物(NOx)濃度を測定する車載用高精度センサーを生産する。カトヴィツェ経済特区(KSSE)によると、新規雇用は400人。
NGKはポーランドでグリヴィツェと、同じくカトヴィツェ近郊のドンブロヴァ・グルニチャに工場を持ち、合わせて4,300人を雇用する。炭化ケイ素(SiC)製ディーゼル・パティキュレートフィルター(DPF)やガソリン・パティキュレート・フィルター(GPF)など4品目の自動車排ガス浄化用セラミックスを生産している。