ハンガリー3-5月失業率3.4%に改善、若年層では悪化

ハンガリー中央統計局(KSH)が6月27日発表した3-5月期の失業率は3.4%となり、前期から0.1ポイント改善した。前年同期比では0.2ポイントの改善。15~74歳の失業者数は16万400人で、前年同期から1万300人減少した。

失業率を年齢別にみると、25~54歳の働き盛り世代は3%、55~74歳の高年齢層は2.3%だった一方、15~24歳の若年層では11.1%と依然として高かった。失業率の増減幅は、25~54歳と55~74歳はそれぞれ0.5ポイント、0.2ポイント減少したものの、15~24歳では2.4ポイントと大きく増加している。

平均失業期間は13.9カ月で、失業期間が1年以上の長期失業者は全体の36.7%を占めた。

5月末時点の求職者数は25万3,000人で、前年5月末を3.7%上回った。

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