ハンガリー中央統計局(KSH)が7月29日発表した4-6月期の失業率は3.3%となり、前期から0.1ポイント改善した。失業率の低下は3カ月連続。前年同期比では0.2ポイント改善した。15~74歳の失業者数は15万5,500人で、前年同期から9,700人減少した。
失業率を年齢別にみると、25~54歳の働き盛り世代は2.9%、55~74歳の高年齢層は2.5%だった一方、15~24歳の若年層では10.8%と依然として高かった。失業率の増減幅は、25~54歳は0.5ポイント減少した一方、15~24歳では1.3ポイント、55~74歳では0.3ポイント増加した。
平均失業期間は14.4カ月で、失業期間が1年以上の長期失業者は全体の35.6%を占めた。
6月末時点の求職者数は24万8,000人で、前年6月末を3.1%上回った。