ポーランドのバス製造大手ソラリスは12日、イタリアのベネチア市営交通会社ACTV
SPAベネチアと電気バス30台の受注契約を交わしたと発表した。契約額は2,000万ユーロ超で、パンタグラフ式急速充電装置9基、固定式充電装置6基、移動式充電装置1基の供給も含まれる。来年末までに納入を完了する。
受注した電気バスは「ウルビーノ(Urbino)12
エレクトリック」。座席数は37で、出力110kWの電気モーター2基と、ソラリス独自の高エネルギー蓄電池(容量116kWh)を搭載している。ベネチアのリドおよびペッレストリーナの2島で現在稼働中の全てのディーゼルバスに代わり運行する、
ソラリスはこれまでにベネチアで圧縮天然ガス(CNG)燃料車10台を含む18台のバスを納車している。