医学生や現役の医療従事者向けに、仮想現実の技術を活用した診断シミュレーションアプリを開発・提供している。実在する患者の症例をもとにした仮想の患者を対象に診断スキルを磨くもので、医療従事者としての質の向上に加え、不要な診断テストや検査を避ける方途を学ぶことで誤診の防止や医療費の削減が期待できる。診断項目は世界保健機関(WHO)の「国際疾病分類(ICD)」に依拠している。
シミュレーションでは仮想患者の主訴に対し、既往歴を参照しながら必要と思われる検査を行い、ICDのリストから正しい診断を選択する。診断結果の正誤判定はもちろん、それに至る道筋の整合性やかかった時間、コストなどを測定し、ユーザーの経験値として積み上げていく。
同社は2016年、デブレツェン大学の学生や研究者らが中心となって設立した。米マイクロソフトの「イマジンカップ2016ハンガリー」で優勝したほか、EdTech(教育・テクノロジー)関連の優れたスタートアップ企業を表彰する「The
Global
EdTech
Startup
Awards(GESA)2019」(英ロンドン)では3位に入賞した。
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