Hoehle:エストニアのマイクロダクト製造ヘーレ、新工場を開所

エストニアで光ファイバーケーブル用マイクロダクトを製造するヘーレはこのほど、国内西部のラプラ県に新工場を開所した。事業展開が好調なため生産能力を強化する目的で、1日当たり200キロメートル超の生産能力を整備した。投資額は400万ユーロ。

ヘーレの国内最大の取引先はブロードバンド開発財団が行う高速インターネット網構築プロジェクト「EstWin」で、国内通信大手のテリア、エリーサ、エレクトリレヴィなどが参加している。

ヘーレは2016年の創業。今年の売上高は前年の約300万ユーロから400万ユーロ超に大きく伸びる見通しだ。国内市場に供給するほか、ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、デンマーク、ドイツ、ギリシャ、スペインなど欧州12カ国に輸出する。従業員は現在15人。

上部へスクロール