GMD:仏車部品GMDがハンガリー新工場を開設、アルミ鋳造部品を生産

自動車の内外装部品を手掛ける仏GMDはこのほど、ブダペストの北西約40キロメートルに位置するドログに新工場を開設した。240人を雇用して乗用車用のアルミニウム鋳造部品を生産する。投資額は約6,500万ユーロ。同社にとって最大のアルミ鋳造部品工場となる。

新工場の前身はパナソニック(当時の三洋電機)が2014年3月に閉鎖した太陽電池工場で、すでに拡張が計画されている。

GMDはハンガリーで、北部のエステルゴムにある拠点にも2,000万ユーロを追加投資して160人を増員する予定。昨年10月には独同業シェーファー・エスタールの買収に伴い、南西部のボニハードにある樹脂部品工場を取得した。また、西部のセントゴットハールドに工場を持つ仏PSAグループからは大口受注を獲得している。

GMDは自動車の内外装に使われるアルミ鋳造、樹脂、プレス、シーリングの各部品を手がけている。中東欧ではハンガリーのほかスロバキア、ルーマニア、ロシアに工場を持つ。

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