ロシア原子力公社(ロスアトム)は17日、ウガンダ政府と原子力の平和利用に関する協力協定を締結した。ロスアトムによると、両者は原子力専門家の派遣や作業グループの設置を進め、ウガンダでの原子力科学技術センターの建設など原子力に関連する包括的なプロジェクトを実施する。協力分野には原子力に関連するインフラの整備に加え、工業、農業及び医療で使用する放射性同位体の生産と利用などが含まれる。
ウガンダの原子力科学技術センターはロシアの研究用原子炉をベースに設計される予定。同協力協定は先ごろウィーンで開催された国際原子力機関(IAEA)総会に合わせて結ばれた。