日本電産、ポーランド・クラクフ拠点を拡張

日本電産の仏子会社である日本電産モーターズアンドアクチュエーターズ(NMA)がポーランド・クラクフ近郊のニエポロミーチェにある拠点を拡張する。投資額は1億6,500万ズロチ(3,840万ユーロ)で、大手自動車メーカーのアンチロック・ブレーキシステム(ABS)向けに最新のブラシレスモーターを生産する。拡張に合わせて、これまで他のサプライヤーから調達していた部品群について自社生産に切り替えるほか、研究開発(R&D)部門を強化する。

日本電産は2006年、仏自動車部品大手ヴァレオから車載用モーター部門を買収してポーランドに進出した。これまでの総投資額は2億8,000万ズロチ(6,500万ユーロ)に上る。ニエポロミーチェ工場の従業員数は約600人。(1PLN=28.14JPY)

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