マクシミチェフ在ケニア・ロシア大使はこのほど、「第1回ロシア・アフリカサミット」の開催を前にしたロシア・タス通信の取材に対し、ロシア企業がケニアでの現地生産に関心を示していることを明らかにした。具体的な可能性としては、自動車の組み立て、燃料・潤滑油の合弁生産などが浮上しているという。
ロシアは2014年のクリミア半島併合で欧米からの制裁を受けて以来、アジアやアフリカとの関係強化を図っている。この方向に沿い、23、24の両日にソチで初の「ロシア・アフリカサミット」を開催する。同サミットにはアフリカ全54カ国の指導者を招待した。サミットと同時に、国家指導者、政府官僚、企業、アフリカ域内の連合体・機関が出席する経済フォーラムも開かれる。