ハンガリー・イスラエル企業、自動運転バスの通信システム開発で合弁

ハンガリーとイスラエルの企業が、自動運転バスの運行者及び乗客向け通信システムを開発する合弁会社WeVidを設立した。このほど両国の外交官・政府高官が明らかにした。同社は開発にあたり、ハンガリーの自動運転車走行試験場「ザラゾーン」も利用することになるとみられる。

在テルアビブ・ハンガリー大使館のソルノキ科学技術担当館員は27日、ハンガリーMTI通信の取材に対し、「ハンガリー・イスラエル研究開発基金に資金助成を申請するよう関係企業に勧めた」ことを明らかにした。同基金にはハンガリーとイスラエルが300万ユーロずつ拠出している。

イスラエル首相府のダニエル・ザッカー氏(革新的運輸ソリューション調整役)は、「3年前に自動車産業における両国の協力が始まって以来、初めての大きな提携となる」と歓迎した。

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