ロシア石化大手タトネフチ、ウズベキスタン・タイヤ事業で合弁

ロシアのタタルスタン共和国を本拠とする石油化学大手タトネフチはこのほど、ウズベキスタン国営化学持ち株会社ウズキミヨサノアット(Uzkimyosanoat)とタイヤ生産事業で合弁すると発表した。ウズキミヨサノアット傘下のプレンチェ・レジノテフニカ・ザヴォデ(Birinchi

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Zavodi:BRZ)の株式51%を取得し、合弁会社化する。ウズキミヨサノアットは49%を継続保有する。取引規模は公表されていない。

BRZはタシケントの南東約80キロメートルに位置するアングレンで工場を操業する。年産能力は乗用車用タイヤ300万本、農業機械用タイヤ20万本、搬送ベルト10万メートル。「バルス(Bars)」ブランド名で出荷している。

タトネフチは自社のタイヤ事業にBRZを統合ずる計画だ。同社のタイヤ子会社にはニジネカムスク・ザヴォド・シンTsMK、ニジネカムスク・メハニチェスキ・ザヴォド、ヤポリマーマシ・タトネフチ、エネルゴシンセルヴィス、NTTsカマ科学技術センター(NTTs

Kama)、TDカマがあり、「カマ・タイヤ(Kama

Tyres)」のブランド名で事業を展開している。

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