ウクライナ国鉄、現代グループから鉄道車両を追加調達

ウクライナ国営鉄道(Ukrzaliznytsia、UZ)が韓国の鉄道車両メーカー、現代ロテムから車両を追加調達する。インフラ省(旧運輸通信省)のクルイクリー大臣が先ごろ明らかにしたもので、2021年までに都市間輸送用に車両10編成を購入する予定。

今回の新車両購入はUZの車両更新計画の一環。同社は2012年に現代ロテムから都市間輸送向けに10編成を購入したが、商用運転開始直後から事故が多発したため全車両が営業運転から外された上、当時のヤヌコビッチ大統領が国民に謝罪する事態になった。しかしその後現代ロテムが車両の修繕や整備体制の変更などを行い、2017年にはメンテナンス契約の延長に成功していた。

新車両購入については現代ロテム以外に地場の鉄道メーカーKVSZが関心を示している。UZはKVSZからこれまでに2編成を購入している。

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