欧州連合(EU)統計局ユーロスタットが5日発表した2019年7~9月期の域内総生産(GDP)の最新統計によると、EU28カ国ベースのGDP伸び率は前年同期比1.4%となり、既報値の1.3%から0.1ポイント上方修正された。前期比では0.3%で変わらず。ユーロ圏の伸び率は前期比0.2%、前年同期比1.2%で、修正はなかった。
ユーロ圏の前期比の成長率は前期から横ばい。個人消費が0.5%増、輸出が0.4%増と、伸び率はそれぞれ前期の0.2%を上回った。しかし、設備投資の伸びが0.3%と、前期の5.7%から大幅に縮小した。