トルコ統計局(TUIK)が13日発表した10月の鉱工業生産高(稼働日調整済み)は前年同月比で3.8%増加し、2カ月連続のプラスとなった。製造が前月の3.4%増から3.7%増に拡大したほか、鉱山・採石が6.5%、電力・ガス・スチームが1.2%増加して全体を押し上げた。
財別でみると、エネルギーの増加幅が最も大きく8.4%に達した。非耐久消費財(4.9%増)と中間財(4.2%増)も好調だった。資本財は3%増。耐久消費財は5.1%減少した。
同国の鉱工業生産高は先月、3.4%増加し、2018年8月(1%増)以来13カ月ぶりのプラスに転じた。