韓国LG電子は2月にもポーランド南西部ヴロツワフ近郊のコビエジツェで新工場を開所する。電気自動車(EV)の駆動用電池の主要材料である絶縁材(セパレータ)の生産が目的だ。年内に第1期・第2期投資として総額3億2,000万ズロチ(約7,500万ユーロ)を支出する。新工場では150人を雇用する。
現地子会社によると、LG電子の絶縁材は競合他社と異なり、材料としてプラスチックではなくナノセラミックを採用。2,000度までの高温に耐え、安全性も高いという。
なお、同じ韓国のSKイノベーションもポーランド南部のドンブローヴァ・グルニチャで絶縁材工場を整備中だ。(1PLN=28.57JPY)