ロシア新車販売、12月は2.3%増加・19年通期は2.3%減少

ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)が14日発表した同国の2019年12月の新車(乗用車・小型商用車)販売は17万9,235台となり、前年同月に比べ2.3%増加した。12月の販売は改善したものの、2019年1~12月では、前年比2.3%減の175万9,532台にとどまった。

自動車製造業者委員会(AMC)のシュライバー会長は、「12月は2.3%増加に改善したものの、第4四半期(10~12月)では前年同期に比べ3.0%減少した」と説明し、「2019年通期では2018年の水準を4万1,000台(2.3%)下回った」とコメントした。

AEBでは2020年も同様の厳しい市場環境になると見込んでおり、2020年通期の販売は、2019年実績をさらに2.1%下回る172万台に低迷すると予想している。

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