中欧格安航空(LCC)最大手のウィズエアー(ハンガリー)がアブダビ開発持ち株会社(ADDH)と合弁で、アブダビに子会社を設立する。ウィズエアーが欧州外に拠点を設けるのはこれが初めて。今年第3四半期の運航開始に向け、すでにアラブ首長国連邦(UAE)航空当局の承認手続きに入った。具体的な路線は未発表だが、「欧州、中東、アジア、アフリカを結ぶ多くの路線」が予定されている。
新会社の名称はウィズエアー・アブダビで、ウィズエアーと同様、エアバス機を運航する見通しだ。
ADDHは、アブダビ港運営会社やダマン健康保険、アブダビ空港運営会社など様々な企業に対する政府株式資産を管理している。