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2020/3/11

自動車

VW、ウズベクで小型商用車「キャディ」生産

この記事の要約

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)グループはウズベキスタンで小型商用車「キャディ」を生産する。

同社のロシア法人とウズベキスタンの国営自動車メーカー、ウズアフトサノアト(UzAvtoSanoat)が4日、契約に調印した。

投資額は明らかにされていない。

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)グループはウズベキスタンで小型商用車「キャディ」を生産する。同社のロシア法人とウズベキスタンの国営自動車メーカー、ウズアフトサノアト(UzAvtoSanoat)が4日、契約に調印した。投資額は明らかにされていない。

ウズアフトサノアトは首都タシケントから南西に200キロメートル離れたジザフ経済特区の既存工場に組み立て施設を新設する。年産能力は2万台で、パネルバンおよびハイルーフの乗用車モデルを生産する予定。部品の一部は地場メーカーから調達する。

VWロシアのマルクス・オセゴヴィッツ最高経営責任者(CEO)は、「ウズベキスタンの自動車市場はダイナミックに発展しており、すべてのセグメントで大きな成長可能性を秘めている。我々の製品やサービスの質の高さは同国の顧客の期待に応えられる」と述べた。

VWはウズアフトサノアトと合弁会社MANアウト・ウズベキスタンを通じ、ピックアップトラックやMANの大型車両などを生産している。