ハンガリー中央統計局が15日発表した2月の鉱工業生産高(確報値、稼働日調整済み)は前年同月比で4.1%増加し、上げ幅は前月から1.7ポイント拡大した。同業生産高のプラスは2カ連続。コンピューター・電子機器類が伸びて全体をけん引した。
分野別でみると、構成比で95%を占める製造業が前月の3%増から4.3%増に拡大した。エネルギー業は3.8%の増加。鉱山・採石業は17.2%減少した。
製造業では同業生産高の32%を占める「輸送機械(自動車含む)」が5%増加したほか、「コンピューター・電子・光学機器」は前月の8.4%増から14.6%増へと大きく拡大。「電気設備」(23.3%増)、「食品・飲料・たばこ」(10.6%増)も好調だった。
「ベースメタル・金属加工品」は7.7%、「ゴム・プラスチック・非金属鉱物」は0.4%減少した。