チェコ統計局(CSU)が先ごろ発表した2月の鉱工業生産高(物価調整値)は前年同月比で0.9%減少し、9カ月連続でマイナスとなったものの、下げ幅は前月から0.4ポイント縮小した。主要産業の「自動車」が3%増加したほか、「電気設備」が前月の1.8%減から4.7%の増加に転じたことが大きい。上げ幅が最も大きかったのは「家具を除く木材・コルク加工品・わら製品」(16%)だった。「コンピューター・電子・光学機器」は前月から4.9ポイント減の2.5%増にとどまった。
「電気・ガス・スチーム・空調」(7.5%減)と「機械・設備」(7.6%減)は下げ幅が前月からそれぞれ1.8ポイント、3.7ポイント拡大した。「金属加工品」は2.8%の減少。「基礎医薬品・医薬品製剤」は前月の3.3%増から4.6%の減少に転じた。。
1月の新規受注高は前年同月比で3.1%減少した。税込平均賃金は6.8%上昇している。