露自動車最大手アフトワズ、18日から生産再開

ロシア自動車最大手のアフトワズは18日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて再停止していた工場で生産を再開した。当初はシフトを制限し、6月29日から週4日勤務に切り替える。

同社は3月28日、プーチン大統領による有給の休業措置(「非労働日」)の導入を受けて生産を一時停止し、4月13日に再稼働したが、その後の同措置の延長を受けて4月29日から再び生産を中断していた。

アフトワズはルノー日産三菱アライアンス傘下で、ラーダ、ルノー、日産、ダットサンの4ブランドのモデルを手がける。年間の生産台数は100万台。CIS(独立国家共同体)諸国でトップシェアを持つほか、ドイツ、イラン、シリア、エジプト、ハンガリー、中国、アラブ首長国連邦(UAE)にも製品を輸出している。今後チェコ、モンゴル、東南アジアにも進出する計画。

上部へスクロール