スロベニアの軽飛行機、EASAの型式認定を取得

スロベニアの軽飛行機メーカー、ピピストレルはこのほど、同社が開発した2人乗り電気飛行機「ヴェリス・エレクトロ」が完全電動航空機として初めて欧州航空安全局(EASA)の型式認定を取得したと発表した。ボスカロルCEO(最高経営責任者)は「商用利用への第一歩で、エミッションフリーで空を飛ぶことが実現可能となる」と歓迎した。

ピピストレルは2007年に「ヴェリス・エレクトロ」の開発を開始した。主な用途は飛行訓練で、操作・保守が簡単にできるよう工夫したという。新しい技術を組み込むことで、運用コストを抑えることに成功した。年末までに7カ国に合計31機を納入する予定だ。

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