ブルガリアがVAT引き下げ、飲食サービスなど対象に

ブルガリア議会は10日、付加価値税(VAT)を暫定的に現行の20%から9%に引き下げるという政府のVAT改正案を可決した。対象は飲食・ケータリング業のサービス、書籍、乳児用食品・衛生用品で、7月1日~来年12月31日が対象期間となる。

新型コロナ感染拡大による営業制限で飲食業などを中心に大きな影響が出ていることを考慮し、政府は5月半ば、VATの大幅引き下げを決めた。現地メディアによると、政府案には当初、旅行手配会社、国家健康保険基金の補助がある医薬品、ビールやワインなど低アルコール飲料も対象品目に盛り込まれていたが除外された。

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