チェコ自動車工業会(SAP)が20日に発表した同国の1-6月の自動車・オートバイ生産台数は50万6,723台となり、前年同期から32.5%減少した。主力の乗用車は32.6%減の50万3,615台と低迷した。
乗用車の生産台数をメーカー別にみると、最も多かった独フォルクスワーゲン(VW)傘下のシュコダは28.2%減の33万7,580台となったほか、トヨタ・プジョーシトロエン・オートモビル(TPCA)(40.3%減、6万9,645台)と韓国現代自動車(39.9%減、9万6,390台)も大きく減らした。
バスは11.9%減の2,231台。メーカー別では伊イベコが11.4%減の1,999台、地場のSORリブハヴィは14.9%減の223台に後退した。トラックメーカーのタトラは29.5%増628台を生産した。
バイクメーカーのヤワ(Jawa)は71.9%減の249台にとどまった。