フォード・ルーマニア、新モデル生産に向けプレスライン導入

米自動車大手フォードのルーマニア法人は22日、同国南部のクラヨバ工場に3,000万米ドルを投じて最新のプレスラインを導入すると発表した。これにより欧州の他のフォード工場から取り寄せていた部品を自前で製造できるようになる。設置面積は1,900平方メートル。同工場では今年後半にコンパクトSUV「ピューマ」のスポーツモデル、「ピューマST」の生産開始が予定されている。

クラヨバ工場では新型コロナの感染拡大を受けて生産調整を行っていたが、20日から3交代制に復帰し、コロナ流行前と同水準の生産量に回復している。

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