リトアニアのエネ企業、グリーン電力の生産増に向け大規模投資

リトアニアのエネルギー企業、イグニティス(Ignitis)は7月28 日、グリーンエネルギーの生産能力を高めるため大規模投資を計画していることを明らかにした。2023年までに9億5,000万ユーロを投じ、現在の1.1ギガワットの設備容量を最大1.8ギガワットまで拡充する予定だ。

同社の長期計画によると、エストニア、ラトビア、リトアニア及びポーランドで風力、太陽光、水力、廃棄物及びバイオマスなどのグリーンエネルギー関連の発電設備に投資を行う。2030年までに再生可能エネルギーを使った発電容量を4ギガワットまで増強するほか、50年までに二酸化炭素(CO2)中立(カーボンニュートラル)を達成する予定。

イグニティスはバルト3国を中心に発電、送電、販売及び技術開発を行う企業で、リトアニアとエストニアに2カ所の水力発電所、4つの風力発電ファームとバイオマス発電所1つを保有している。

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