トルコのクルム環境都市整備相は20日、来年に予定する国産電動車の生産開始を控え、充電スタンドの設置間隔を決めるためにシミュレーション・プログラムを活用している事実を明らかにした。地形やルートを計算に入れた形で電動車の航続距離を割り出しているという。
同時に、◇駐車場では50台分の駐車枠のうち1台分を充電スペースに割り当てる◇ガソリンスタンドには充電設備を設置する――などを義務づけることで充電インフラの充実を図っていく方針だ。
ブルサ県ゲムリクでは今年7月、国産電動車工場が着工した。来年、まずはSUVモデルの量産が始まる予定だ。