トルコ軍需大手アセルサンのテクノロジー子会社BITESが開発した新しいビデオ会議ソフト「XperMeet」が、15~17日のアンカラ国際安全保障防衛会議(SEDEC)で初めて実際に使われた。同会議は新型コロナ流行を受けて、バーチャル環境に会場を移したが、XpertMeetを通じて3日間の会期中に24カ国の254社・機関が合計700回、410時間の会合を持ったという。
BITESのジョシュクン社長によると、XperMeetはセキュリティにエンドツーエンド暗号化とSSLを採用し、国内の設備にユーザーのデータを保存することで最大の安全性を確保した。ファイルのやりとりも可能で、コンピューターとスマホの両方で利用できる。
BITEではXperMeetを国際展開する方針で、今回のSEDECで実用性をアピールできたと自信を深めている。