フォード・ルーマニア、クロスオーバー・スポーツ車「ピューマST」の生産開始

米自動車大手フォードのルーマニア法人は24日、同国南部のクラヨバ工場でクロスオーバー車「ピューマ」のスポーツモデル、「ピューマST」の製造を開始した。フォードのレース部門であるフォード・パフォーマンスがルーマニアで生産する初のモデルとなる。

ピューマSTは排気量1.5リットルの低燃費エンジン「エコブースト」を搭載している。最高出力は200馬力、0~100キロメートル/時の加速性能は6.7秒。フォードは同モデル生産のために3,000万米ドルを投じて最新のプレスラインを導入し、これまで欧州の他のフォード工場から取り寄せていた部品を自前で製造できるようにした。

フォードはクラヨバ工場を2008年に取得した。現在は小型SUV「エコスポーツ」と「ピューマ」を生産している。

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