独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は9月末、スロバキアのブラチスラバ工場でSUV「トゥアレグ」のプラグインハイブリッド(PHV)モデル、「トゥアレグR」の生産を開始した。VWブランドの高性能モデルである「R」シリーズの初のPHVモデルとなる。
トゥアレグRはパワートレインとして、3リットルV型6気筒ターボ・ガソリンエンジン(最高出力340馬力)と電気モーター(出力100馬力)を組み合わせ、システム総出力340馬力、最大トルク700Nmを引き出す。最高速度は、電動モードのみで時速140キロメートル、ガソリンエンジン始動時は時速250キロメートル。容量14.1キロワット/時のリチウムイオンバッテリーを搭載する。