トルコ複合企業キバル・ホールディング(Kibar)のカヤバス最高経営責任者(CEO)は6日、自動車用エアサスペンション・シート技術に4,000万ユーロを投資すると同時に、中期的に欧州部品工場を設ける計画であることを明らかにした。新型コロナ流行の経験を踏まえたサプライチェーン見直しの一環で、原料および主要中間品のグループ製造能力を強化する方向だ。
キバルは韓国の瑞延理化と共同で部品製造会社アッサン・ハニルを運営する。国内3工場でシート、バンパー、ドア、計器部品を生産し、現代自動車、メルセデ・ベンツ・トルコ、フォード・オトサン、カルサン・オートモーティブに供給している。