韓国の自動車部品メーカー、京信ケーブルがセルビア中部スメデレブスカ・パランカで建設していた新工場が完工した。スメデレブルカ・パランカのニコラ・ヴチェン市長によると、現在、製造機械を設置している段階で、計画通り3月に稼働する予定だ。電動車(EV)向け電装部品を生産する。
京信ケーブルは今年5月、工場を着工。当初、来年8月の生産開始を計画していたが、後に前倒しした。投資額は2,500万ユーロで、約1,000人の雇用創出が見込まれている。
京信ケーブルは京信グループの電装部品子会社で、ワイヤーハーネスなどを手がけている。現代自動車、起亜自動車、フォルクスワーゲン(VW)、フォード、ボルボ、BMWなどと取引がある。