ポーランドのバスメーカー、ソラリスは12月16日、独ハンブルクの公共交通公社ハンブルガーホッホバーンから10台の電気バスを受注したと発表した。来年10月の納入を予定する。今年8月に行われた電気バスの入札では、ソラリスを含む3社が落札候補者に選定されていた。
納入するのは全長12メートルの「ウルビーノ12」5台と、連節式で全長18メートルの「ウルビーノ18」5台。搭載する電気モーターが車軸と一体化しているほか、プラグイン式のバッテリーを備えているのが特長だ。「ウルビーノ12」の乗車定員は最大70人、「ウルビーノ18」は107人。ハンブルガーホッホバーンは来年から2025年にかけ、3社から計530台を導入する予定。
ソラリスは過去にハンブルガーホッホバーンに対し、水素電池を備えた電動バス2台と「ウルビーノ12」18台を納入してきた実績がある。