ハンガリーのシーヤールト外務貿易相は12日、日系自動車部品メーカー3社が総額65億フォリント(1,800万ユーロ)をハンガリー拠点に追加投資すると発表した。政府は総額20億フォリントを助成する予定。3社は計5,300人を雇用している。
アルプスアルパインはビアトルバージュ、デンソーはセーケシュフェヘルヴァール、ダイヤモンド電気はエステルゴムの拠点でそれぞれ新しい生産設備を導入し、生産能力を強化する。各拠点はいずれもブダペスト近郊に位置する。
シーヤールト外務貿易相によると、ハンガリーの自動車産業は17万3,000人を雇用する経済の柱の一つ。業界生産高は過去10年で2.5倍に拡大し、100兆フォリントまであと一息のところまできている。(1HUF=0.35JPY)