再生可能エネルギー大手の独イノジーはこのほど、ポーランドにおける電気自動車(EV)のカーシェアリング事業を3月中旬を以って終了すると発表した。新型コロナ流行で採算がとれなかったためと説明している。
イノジーはBMWの小型EV「i3」を500台使用し、昨年9月から11月にかけて首都ワルシャワでカーシェアリングサービス「イノジー・ゴー!」の提供を開始。高原リゾート地のザコパネでもテスト運用を行ってきた。サービス登録者は10万人。
カーシェアリング業者の撤退はイノジーが初めてではない。2019年にはヴォジラ(Vozilla)とクリック・ツー・ゴーが、昨年にはリトアニアのシティービーがサービスを停止している。