トルコの車部品メーカー、ブルガリアに第2工場

トルコのバイラクタルラル(Bayraktarlar)・グループのブルガリア子会社で、自動車部品製造を手がけるオデロ・ファルバ・ブルガリアが第2工場を設置する。プロブディフ近郊のトラキア経済区(TEZ)にある既存拠点を拡張し、自動車照明のスペア部品を製造する計画だ。投資額1,000万ユーロのうち400万ユーロを設備投資に振り向ける。TEZ当局が17日に明らかにした。

新工場は11月に完工予定で、完成後の面積は1万2,000平方メートルとなる。年末までに330人を雇用し、当初はダチア車向けの方向指示器を製造する。

オデロ・ブルガリアは2019年10月、4,000万ユーロを投じて同地に工場を開設した。現在、独メルセデスベンツ車向けのヘッドライトを製造している。23年までに400人を雇用する予定だ。同社はまた、19年7月にはソフィアに研究開発センターを開設し、乗用車用照明機器の開発促進を目的に活動している。

バイラクタルラルは2011年にドイツの自動車部品メーカーだったオデロを買収した。

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