中国スマホ製造のオッポ、トルコで試験生産開始

スマホ製造を手がける中国・欧珀移動通信(オッポ)が、イスタンブールのトゥズラ地区で建設中の新工場で試験生産を開始した。ムスタファ・ヴァランク産業技術相によると、3カ月後には表面実装技術を含むすべての生産設備の設置が完了する見通しだ。フル稼働時には約1,000人の雇用が見込まれる。

オッポは隣接するコジャエリ県でも工場設置を予定する。この2工場で生産・組み立ての全工程を手がけるという。

オッポは2004年、歩歩高電子工業(BBK)のAV部門が分社化する形で創業した。広東省東※市を本拠に「テクノ(Tecno)」ブランドで製品を供給している。世界で4万人を雇用する。

中国スマホメーカーでは、伝音科技(トランシオン)と小米科技(シャオミ)も今月中にトルコ現地生産を開始する予定だ。投資額はそれぞれ、2,500万米ドル強、3,000万米ドルに上る。(※はくさかんむりに完)

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