ルーマニアのアルミ大手が自動押出ライン導入、投資額1000万ユーロ

ルーマニアのアルミ製造大手アルロは10日、押出加工子会社のヴィメトコ・エクストルージョンが自動押出ラインを導入すると発表した。投資額は1,000万ユーロ。アルミニウムプロファイル(フレーム)製品の生産能力を強化する。2022年9月に稼働の予定。

イタリアのアルミ押出成形機メーカー、プレセッツィ・エクストルージョンが機器を提供・設置する。新ラインは7インチのプレス能力を持ち、最長60メートルのプロファイルを毎分50メートルの速度で押し出すことができる。

アルロは蘭同業ヴィメトコ傘下で、アルミメーカーとして中東欧最大手。ルーマニア南部のスラティナに本社を構える。年産能力は電解アルミが26万5,000トン、2次アルミが3万5,000トン、1次アルミが33万5,000トン。製品は欧州のほか米国とアジアに輸出している。

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