フォード、ハンガリーで中東欧部品センターを開設

米自動車大手フォードが12日、ハンガリー・ブダペスト近郊のビアトルバーギに地域部品センターを開設した。中東欧15カ国の正規販売店・修理工場への部品供給を迅速化する狙いがある。

部品センターは面積1万平方メートルで、1万8,000種を超える部品を管理する。ハンガリーのほか、オーストリア、アルバニア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ブルガリア、クロアチア、チェコ、キプロス、ギリシャ、マケドニア、モルドバ、ルーマニア、セルビア、スロバキア、スロベニアの正規販売店・修理工場へ1日以内に必要部品を届ける。従業員数は55人。

フォードは2007年にハンガリーで現地事務所を開設。12年にはセンテンドレに地域統括拠点を、18年にはブダペストにビジネス・サービス・センター(BSC)を設けた。フォードはブダペストBSCを通じ、グループ・地域の製品デザイン、マーケティング、アフターサービス、人事、財務などの業務を統括している。

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