英・ルクセンブルク企業がボスニアに合弁設立、フィンテックサービスを開発

資金洗浄(マネーロンダリング)対策ソフトウエアを開発する英SQAコンサルティングと、ルクセンブルクのフィンテック企業ABCテックグループはこのほど、ボスニアに合弁会社を設立した。新会社「SQAコンサルティングSEE」では銀行や金融セクターに対し、グローバルな規模でサイバーセキュリティのサービスを提供する。両社は新会社に今後2年間で300万ユーロを投資するとともに、175人を新規雇用する。

金融機関向けにフィンテック製品を開発するABCテックはボスニア・ヘルツェゴヴィナのほか、クロアチア、スロベニア及びコソボに拠点を持つ。合弁会社はABCテックのボスニアのソフトウエア開発拠点と、コソボ、クロアチアにある事業拠点を吸収する予定で、併せて50人以上のエンジニアが移籍する。

両社は今後、バルカン諸国でエンジニア100人を雇用する予定。

上部へスクロール