ハンガリーでドローン連合結成、将来的成長に期待

ブダペスト工科経済大学(BME)や航空管制事業者フンガロコントロールなど60社・機関が4日、ハンガリー・ドローン連合を結成した。ドローンの安全な活用を広めると同時に、ドローン普及を支える法的枠組みの整備を働きかける狙いだ。

ドローン連合は、開発者、ユーザー、政治家の意見交換の場を提供する。また、開発・教育・実験を促進するイニシアチブ「ドローン・モーティブ」を立ち上げる。まずは、作業グループを設置するとともにと専門会議を開催する計画だ。

ラースロー・パルコヴィチ革新技術相は同連合の課題として「次世代通信(5G)や人工知能(AI)の例にならって戦略的枠組みを作る」ことを挙げた。また、欧州委員会が20年以内に欧州ドローン関連産業の従事者数が10万人を超えると予想していることに触れ、ハンガリーが業界成長に貢献し、経済的な利益を得られるようになることに期待を示した。

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