ポーランドの特別経済地区(経済特区)の投資許可件数は今年1-3月期(第1四半期)、14区合計で108件に上った。投資総額は38億ズロチ(約8億3,600万ユーロ)、雇用創出数は4,025人、雇用維持数は1万400人で、順調な滑り出しとなった。
投資件数が最も多かったのはカトヴィツェ経済特区とウッヂ特区の各15件。投資額の大きさではヴァウブジフ特区の7億6,700万ズロチが1位、ウッジ特区が7億700万ズロチで2位だった。雇用創出規模でもヴァウブジフ特区が480人で1位につけ、2位はカトヴィツェ特区の480人だった。
投資家を国籍別でみると全投資案件のうち、83件がポーランド企業だった。業界別では製造業が100件でトップ。うち、61件が追加投資、29件が新規投資だった。
投資家の規模別では中堅企業が36件、小規模・零細企業が44件と多数を占めた。(1PLN=29.00JPY)