●セルビア、ボスニア、モンテネグロの各拠点に分散投資
●ルーマニア・ティミショアラの研究所における設備調達も予定
独後発医薬品大手シュターダのセルビア子会社ヘモファーム(Hemofarm)は今年、工場近代化に4,000万ユーロを投資する計画だ。ヴルシャッツ、シャバツ両工場に合わせて2,800万ユーロ、ボスニア・ヘルツェゴビナのバニャ・ルカ工場に1,000万ユーロ、モンテネグロ子会社ヘモモントに150万ユーロを振り向ける。
ルーマニアのティミショアラ研究所における設備調達も予定されている。同拠点は欧州連合(EU)向け医薬品の薬事申請を担当する。
シュターダは2006年のヘモファーム買収以来、総額3億ユーロを設備や工場の近代化に投資した。その効果でヘモファームの生産能力は2.5倍に拡大した。