モンテネグロの新国営航空、10日から運航開始

●ブランド名は旧称の「モンテネグロ航空」を使用

●7月からは独フランクフルトに週2便就航

モンテネグロの新たな国営航空会社「トゥー・モンテネグロ(ToMontenegro)」が、10日から定期便の運航を開始する。当初は首都ポドゴリツァ、アドリア海沿岸のティバトと、セルビアの首都ベオグラードを結ぶ路線を運航する予定。ブランド名は旧称の「モンテネグロ航空」を使用する。

今月末からは運航をティバトとボスニアのバンヤ・ルカ、スロベニアの首都リュブリャナを結ぶ路線に拡大する。便数はそれぞれ週2便と週3便の予定。7月15日からは独フランクフルトへも週2便、就航する。

モンテネグロ政府は1月、資金難に陥っていた旧モンテネグロ航空に代わる新会社を設立した。旧会社の清算手続きには5,000万ユーロが必要とされるが、同国の競争当局は2019年に決定された同社への公的資金の投入は違法との判断を下している。

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