●EUの情報化戦略「デジタル・アジェンダ」に沿う取り組み
●2026年までにデジタル先進国の仲間入りを目指す
スロベニア政府は22日、行政の効率化を目的とする公共サービス・デジタル化措置の第1弾を発表した。欧州連合(EU)の情報化戦略「デジタル・アジェンダ」に沿うもので、行政、保健、教育、経済、デジタル外交に関する40項目を実行に移す。デジタル化で後れを取るスロベニアを、2026年までに欧州で五指に入るデジタル先進国にする目標だ。
デジタル化の具体的措置は、管轄機関がそれぞれ実行する。新設の政府デジタル化推進局が全体を取りまとめる。
スロベニアは4月にデジタル化戦略委員会を設置。同委員会が具体的な計画を練り、政府が先週、その提案を承認した。