2021/6/30

自動車

シュコダ自、半導体部品不足で3万台超の生産遅延

この記事の要約

●パワーウィンドウ制御装置に影響深刻●7月には生産調整の予定も、10-12月期には正常化の見通し世界的な半導体不足による自動車業界への影響は、独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社シュコダ自動車にも及んでい […]

●パワーウィンドウ制御装置に影響深刻

●7月には生産調整の予定も、10-12月期には正常化の見通し

世界的な半導体不足による自動車業界への影響は、独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社シュコダ自動車にも及んでいる。現地ニュースサイトihned.czが23日、同社のオエリェクラウス生産・物流部長の談話として報じたところによると、半導体部品の調達困難で製造を中断している車両数はすでに約3万3,000台に上る。

シュコダでは通常、週当たり約2万1,000台を生産しているが、現在、3,000~5,000台分の部品不足となっている。特に深刻なのはパワーウィンドウ制御装置で、主力モデル「オクタヴィア」では横滑り防止装置(ESP)ユニットも調達難となっている。オエリェクラウス部長によると、7月に60の作業シフトを中止する計画で、終日生産停止となる可能性もある。ただ、年末に向けて半導体部品の供給は改善し、第4四半期(10-12月期)は市場が正常化すると見ている。

シュコダの今年1-3月期売上高は前年同期比4.1%増の50億4,900万ユーロ。納品台数は7.2%増の24万9,600台で、コロナ禍による落ち込みからの回復が進んでいる。