価格最適化プラットフォームのプライシンク、リトアニア企業を買収

●顧客数は世界50カ国の600企業強に拡大

●顧客にはEC企業のほか、サムスン、エレクトロラックスなども

価格最適化プラットフォームを運営するトルコのプライシンク(Prisync)が、リトアニア同業のマーガードを買収する。同社の顧客基盤を受け継いで事業を拡大する狙い。取引額は明らかにされていない。

プライシンクは2013年の創業。20年に豪スポットライト、今年に入って英コンペティター・プライス・ウオッチを傘下に収め、地理的・技術的に守備範囲を広げた。今回の買収で、顧客数は世界50カ国の600企業強に拡大する。

マーガードの顧客の8割は、買収後も取引を継続する方針だ。これらの顧客には、リトアニアの電子商取引(EU)事業者であるトポツェントラス、アゼタのほか、サムスンやジャブラ、テリア、エレクトロラックスといった家電大手が含まれる。

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