●同社は8月にも1週間の生産調整を実施
●トヨタ自動車は21日に生産再開
独フォルクスワーゲン(VW)のチェコ子会社であるシュコダ自動車が9月末、国内工場での生産を1週間停止する。長引く車載電子機器向け半導体部品の不足が理由。ロイター通信が16日、労組のヤロスラフ・ポフシーク代表の話として報じた。
同社は8月にも2週間の夏季休暇期間を1週間延長して生産調整を余儀なくされ、22日から生産を再開したばかり。ポフシーク代表は当時、半導体が欠けている未完成車が工場敷地内に4万台強あり、この数が5万台に近づく事態になれば、改めてシフトを減らして対応することになる見通しを明らかにしていた。
チェコではトヨタ自動車もコリーン工場の操業を今月13日から停止していたが、21日に再開した。